ボウイ関連書籍(和書) 2000年代

ボウイ関連書籍(和書) 2000年代

音楽専科復刻シリーズ13 The Glam Years

出版社 音楽専科社
出版時期 2001年9月26日
ISBN 4-8729-087-1
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備考 ソフトカヴァー 178ページ 白黒印刷

洋楽専門誌『音楽専科』に掲載された記事を再録したムック本のシリーズ13弾。T・レックスやロキシー・ミュージックをはじめ、グラム・ロックに関する記事がまとめられている。ボウイの記事は全体の約3分の1。以下、内容紹介。
70年代前半にイギリスで起こったグラムの波を中心に復刻。デヴィット・ボウイ、Tレックス、ロキシー・ミュージックなど。

デヴィッド・ボウイ詩集 スピード・オヴ・ライフ

著者 古川貴之
出版社 シンコー・ミュージック
出版時期 2002年7月2日
ISBN 4401617622
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備考 ソフトカバー 381ページ 白黒印刷

語句、固有名詞、時代背景に関する詳細な脚注を加えた日本初の本格的なボウイの全詩作邦訳。それに加え、各アルバムの明解な解説やディスコグラフィー、BBCセッションの記録など巻末データも充実。以下、内容紹介。
ロック・メディアを体現し続けてきた孤高のアーティスト=デヴィッド・ボウイ。語句、固有名詞、時代背景に関する詳細な脚注を加えた日本初の本格的70年代ボウイ全詩作邦訳+明解な各アルバム解説により、時代の先端を疾走したトリックスターのリアルな姿が今ここに像を結ぶ。『ジギー・スターダスト』発表から30年。日本の全ての怒れる若者たちに贈る画期的70年代ボウイ全訳本。

ボウイ・スタイル

編者 Mark Paytress
訳者 橋本ユキ
出版社 TOKYO FM出版
出版時期 2003年4月1日
ISBN 4-88745-078-8
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備考 ソフトカバー 164ページ カラー印刷

2000年に刊行され、各国で話題を呼んだヴィジュアル重視のMark Paytressによる大型バイオグラフィー写真集『Bowiestyle』。それから3年後にTOKYO FM出版より刊行された和訳版で2000~2002年までのデータが日本版には追加されている。内容は三部構成で一部がバイオグラフィー、二部がボウイとルーツ、三部が80年代以降を中心としたボウイの功績などについてまとめられている。とくに二部は興味深い。
出版社サイトで予約購入すると透明クリア・ケース入りポストカードの特典が付属した。

地球に落ちて来た男

著者 ウォルター・テヴィス
訳者 古沢嘉通
出版社 扶桑社
出版時期 2003年11月29日
ISBN 4-594-04253-8
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備考 ソフトカバー 280ページ 白黒印刷

映画『地球に落ちて来た男』の原作が発表から約40年を経た2003年にボウイを表紙にしてめでたく出版される。映画では十分に理解できなかった部分や登場人物の細かな心情など、この原作を手にすることでより深く広い世界観を得られることだろう。以下、内容紹介。
近未来、T・J・ニュートンと称する男が、ある田舎町に現れた-。死にゆく星アンシアから地球へやって来た男の悲哀に満ちた物語。デイヴィッド・ボウイ主演、カルトSF映画の原作。40年の時を経てついに登場した邦訳。※2017年1月に新装版が刊行となっています。

アーカイヴ・シリーズ Vol.12 デヴィッド・ボウイ

著者 デヴィッド・バックレー
訳者 前むつみ、森幸子
出版社 シンコー・ミュージック
出版時期 2004年1月29日
ISBN 978-4401618484
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備考 ソフトカバー 196ページ カラー・白黒印刷

洋楽誌の定番ミュージック・ライフ誌の記事とシンコー・ミュージックに眠っていた資料を一挙収録したアーカイヴ・シリーズ。美麗なグラビア、年代順にML誌で掲載されたレポートやインタビュー記事、合間にディスコグラフィーや資料、鋤田正義や廣田三知、坂本龍一ほかのインタビューなども掲載。以下、内容紹介。
ロック・メディアを体現し続けてきた孤高のアーティスト、デヴィッド・ボウイ。老いることなく輝き続ける永遠のヒーローの足跡と現在と未来とをこの一冊に。当時の『ミュージック・ライフ』などの記事を復刻して収録する。

地球音楽ライブラリー デヴィッド・ボウイ

著者 赤岩和美、大鷹俊一、北井康仁、熊谷朋哉、管岳彦、谷崎勇人、 保科好宏、古川貴之、湯浅学、吉村栄一、米田実、和久井光司
出版社 TOKYO FM出版
出版時期 2004年3月15日
ISBN 4-401-61095-4
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備考 ソフトカバー 256ページ カラー・白黒印刷

ボウイのオリジナル・アルバムやコンピレーション、サウンドトラックにシングル、そのほか関連作品などを網羅した新書サイズのディスクガイド。Stewart Hoggardの『The Illustrated Discography』のほか海外では数あるディスクガイドだが、国内では『デヴィッド・ボウイ大百科』と本書の2冊のみというさみしい現状で、しかも前者は絶版のうえ出版された’90年までのデータしか掲載されていない。以下、内容紹介。
おそれることなく変化とチャレンジを続けるアーティスト、デヴィッド・ボウイ。数々の歴史的名盤の解説から多岐に及ぶ活動まで、30年以上にわたる輝ける道のりを詳細なデータとともに網羅するデータ・ブックが登場。

デヴィッド・ボウイ・ファイル

著者 スローガン
出版社 シンコー・ミュージック
出版時期 2005年12月1日
ISBN 978-4401619764
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備考 ソフトカバー 240ページ カラー・白黒印刷

訳詞集『スピード・オヴ・ライフ』の著者が所属する編集プロダクション、スローガンによるボウイの研究本。復刻インタヴューからはじまり、スコット・ウォーカーやボウイの活動サイクルを論じた研究報告、詳細なディスコグラフィーに加えて各ツアーの全日程データまで掲載されており、新旧幅広いファンに推薦したい一冊。 以下、内容紹介。
稀代のロック・スターとその時代を振り返る。私たちが見たのは白昼夢だったのか?鋤田正義、高橋靖子、波田野紘一郎、布袋寅泰、山本寛斎…、ボウイと火花を散らした日本のトップ・クリエイター達の証言・作品も収録。半世紀の神話をめぐるリアリティ。

全曲解説シリーズ#007 デヴィッド・ボウイ

著者 デヴィッド・バックレー
訳者 前むつみ、森幸子
出版社 シンコー・ミュージック
出版時期 2006年6月1日
ISBN 4401630262
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備考 ソフトカバー 320ページ カラー・白黒印刷

公式ディスコグラフィー・ブック『The Complete Guide To The Music Of David Bowie』の日本語訳版。主観に偏っており解説とはやや言いがたいが、それでも全曲(これも疑問符がつくが)にテキストのつく本書は便利である。以下、内容紹介。
60年代半ばにデイビィ・ジョーンズの名でデビュー以来、現在まで40年以上にわたって活躍を続ける永遠のスーパースター、デヴィッド・ボウイ。本書は1967年リリースのアルバム『デヴィッド・ボウイ』から、2003年にリリースされた最新作『リアリティ』までの全公式音源を詳細に解説した全曲解説本である。70年代、80年代の全盛期を駆け抜け、不遇の90年代を生き抜き、ニュー・ミレニアムに復活を果たしたデヴィッド・ボウイの華麗なる軌跡を検証する。

戦場のメリークリスマス 新装版

著者 L・ヴァン・デル・ポスト
訳者 由良君美・富山太佳夫
出版社 新思索社
出版時期 2009年2月20日
ISBN 978-4-7835-1200-4
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備考 ソフトカバー 298ページ 白黒印刷

公開当時に思索社より刊行された映画版の原作を、新装版として09年に復刊。27ページのモノクロスチールを巻頭に、読みやすさに配慮された本編と由良君美のあとがきが収録されている。映画版とされているが、章立ても「影さす牢格子」、「種子と蒔く者」、「剣と人形」と原作と同様になっており、映画同様の筋を想定していると、違和感を覚えるかもしれない。原作のヴァン・デル・ポストの『影の獄にて』も新思索社より新装版が刊行されている。