ボウイ関連書籍(和書) 1970年代

ボウイ関連書籍(和書) 1970年代

DAVID BOWIE

著者 植草甚一、横尾忠則、白石かずこ、福田一郎、大石尚、片岡義男、宮澤壮佳、甲田好実(絵)、安原顕、今野雄二、吉成伸幸、鋤田正義(写真)
発行 ビクター音楽産業株式会社
出版時期 1972年
ISBN – –
価格 100円
備考 ソフトカヴァー 26ページ 白黒印刷

新譜『アラジン・セイン』発売と初来日公演を間近に控えた1973年3月~4月にかけて、レコード店などで配布されたと思われるRCAビクターのプレスシート。豪華執筆陣による寄稿は、ボウイひいてはロックと文学やアートは同じ領域で語られるべし、といった高次の解釈が多く見受けられる。

ロック・ファンNO.6 デヴィッド・ボウイー写真集

著者 – –
巻末年表 立川直樹
出版社 新興楽譜出版社
出版時期 1977年9月15日
ISBN – –
価格 1,000円
備考 ソフトカヴァー 96ページ 白黒印刷

国内初の写真集は1977年に刊行された本書ロック・ファン・シリーズの第6号。ほとんどがRCAのプロモーション用写真で構成されている。全ページモノクロで年代がかった印刷も今では味わい深い。巻末には立川直樹による詳細なクロノジカル・テーブル(年表)も掲載。

David Bowie

著者 鋤田正義(写真)、まつざきあけみ(イラスト)、松山猛、立川直樹、岡田英明
発行 RVC株式会社
出版時期 1978年11月25日
NCID – –
価格 非売品
備考 ソフトカヴァー 14ページ 多色印刷

1978年12月の来日公演のプロモーションに制作されたリーフレット。ザ・フォーク・クルセダーズの松山猛による1977年鋤田氏とボウイ&イギーのフォト・セッションにゲストとして招待されたことやMSGで最新のコンサートを観賞したテキストをはじめ、立川直樹の雑誌『ポパイ』に掲載されたボウイ評、雑誌ライター岡田英明の創作ストーリー、漫画家兼イラストレーターまつざきあけみの描くボウイなど。巻末にはディスコグラフィーと年表も掲載されている。

デカダンスの閃光・ボウイの千夜一夜物語

著者 ヴィヴィアン・クレア
訳者 橋本ユキ
出版社 クイックフォックス社
出版時期 1978年12月10日
ISBN 0073-010037-1736
価格 Amazonで確認する
備考 ソフトカヴァー 128ページ 白黒印刷(折込カラーポスター付)

合田佐和子の摩訶不思議な色彩のイラストが表紙の国内初のボウイ本は、スターダム・ブックス・シリーズの第5弾として1978年に刊行された。内容はヴィヴィアン・クレアの著書『King of Gritter Rock』の和訳で、プライベートな出来事からパブリック・イメージに関する出来事、音楽や出演した映画の話題まで幅広いレヴューが掲載されている。
原書は1977年の出版で、翌年発売の本誌に掲載の1978年までの『ヒーローズ』や『ジャスト・ア・ジゴロ』に関する記事、そして折込ポスターは日本版のために訳者および編集部によって加筆されたもの。